■ ID
| 1641 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 関東平野の自然地層中に含まれる重金属類とその特徴について
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■ 著者
| 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター 石山高
埼玉県環境科学国際センター 濱元栄起
埼玉県環境科学国際センター 北口竜太
埼玉大学 小口千明
埼玉大学
K.G.I.D. Kumari
オーフス大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地球惑星科学連合2012年大会、平成24年5月24日 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では関東平野の自然地層中に含まれる重金属類の種々の特性を評価するため、人為的な影響を受けていない堆積物を対象としてヒ素を代表とした重金属類の溶出特性を掘削直後と掘削後十分に時間が経過した段階に分けて考察した。その結果、掘削直後のデルタフロント〜プロデルタ(以下DF〜PD)・エスチュアリー(以下ES)の上位層についてはアルカリ化によるヒ素の溶出が懸念され、現世河川流路〜氾濫原(以下BR〜MR)・ESの下位層・MRについてはコロイド生成による重金属類の検出が予想された。一方、掘削後十分に時間が経過した段階では、BR〜MR・ESの下位層・MRについてはコロイド生成による重金属類の検出、DF〜PD・ESの無貝殻堆積物については酸性化による重金属類の溶出、そしてDF〜PD・ESの有貝殻堆積物につては塩基性化によるヒ素の溶出が懸念された。
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